小学受験って親のエゴじゃないですか?
先日、職場のパートさんの子供が小学受験をしたのですが、落ちてしまいました。
合格発表の日はパートさんは仕事だったので、ご主人が代わりに結果を見て、証拠の写メを送ってきていましたよ。
ものすごく落ち込んでる彼女が、中学受験が決定したと言ってるのを聞いて、違和感を感じたんです。子供の意志は尊重しないのかな〜と。
この件で子供と親の温度差も感じました。
子供の方が落ち込んでない
パートさんの子供は結果発表の後、パパに残念賞でおもちゃを買ってもらい喜んでいたそうです。
まだ幼稚園児なんだし、それでいいんだと思います。
親の期待通りにいかなくて落ち込む必要なんてないんです。
相当ショックだったのか職場でグチグチ言ってました。
同僚のパートさんが『今日はいっぱい褒めてあげなきゃね』と話していたのが、私にはじーんときました。
自分が受験に落ちたことでママが落ち込むことが、一番悲しいだろうな。
子供の前ではあまり落ち込まないでほしいな。
なんて考えちゃいました。
親が一番頑張ってる
1年位前からお受験の塾に通っていたそうです。
子供の方がマイペースで、簡単な問題も何度やっても間違えてしまうなど、前々から苦戦していることは聞いていましたけど。
試験の前の1週間は、面接時に聞かれてもいいように朝食を和食にしたり(食育でイメージUP)とすごく頑張っていましたよ。
試験の翌日の朝食でやっとパンが食べれて喜んでいたそうです。
子供の人生は子供のもの
小学校受験をすることが悪いことだとは思いません。
ですが、子供の気持ちを差し置いて、親が子供の人生を全部決めるのはいかがなものかと。
子供が思春期になった時に、こういう進路の問題でぶつかったりするかもしれませんね。
お金があると、周りの環境でお受験の波に飲まれてしまうのでしょうか。
所詮、子供に私立や国立の小学校に行かせるのは親のエゴだと思います。
良い小学校、中学校、高校、大学に進んで、大手企業に勤めるのが理想だとか、そんなお荷物を若干6歳の子供に背負わせるなんて、かわいそう。
私も子供の親として、色々考えないといけないことはありますが、今は元気にのびのび育ってくれればいいかなと思います。
娘の人生は娘のものなので、彼女の意志を尊重したいです。まだ2歳ですが。